アクションゲームメーカーでのビジュアルスクリプトのデバッグについて

2025年11月6日木曜日

AGMaker アクションゲームメーカー アクツク ゲーム開発

t f B! P L

こんにちは、AM0500です。 

アクションゲームメーカー(以下、AGM)でゲームを作っていると、

「ちゃんと動いているはずなのに動かない…」
「どのステートにいるのかが分からない…」
といった場面が多いと思います。

私自身も初心者として試行錯誤しているところですが、だからこそ「つまずきやすいデバッグの方法」を共有したいと思い、この記事を書きました。

本格的なデバッグ機能については、上級者の方がもっと詳しい方法をご存知かもしれません。
ですが、ここでは 初心者でもすぐ試せて、効果の大きい確認方法 に絞って紹介します。


まず結論:現状、ビジュアルスクリプトのデバッグは少し難しいです

AGMはとても使いやすいゲーム制作ツールですが、
「どのステートにいるのか」「どのステートに遷移したのか」をリアルタイムで確認する仕組みがありません。

これは前作「アクションゲームツクール」には存在していた機能で、
「現在のステートが一覧で確認できるデバッグ表示」を求めている方は多いようです。

Action Game Maker v1.1.5 現在、公式サイト・フォーラム・Discord を確認した限り、同等のデバッグモードはまだ実装されていません。
きっと、みんな求めている機能ですので、早く実装していただきたいです。

下の画像はアンリアルエンジンの物ですが、こんな感じの機能ができたら非常にありがたいのですが…。



では、現状どのようにデバッグするのが良いのか?

初心者でも確実に活かせる方法を3つに整理しました。

1. デバッグ専用のボタン(トリガー)を用意する

例えば以下のような用途で役立ちます。

 ・演出が正しく再生されるか確認したい
 ・パーティクルの動きや、タイミングを見たい
 ・特定の攻撃やスキルだけを単独でテストしたい

実装方法の例:
使っていないボタンをデバッグ用のボタンとして用意します。
そこから確認したい動作へ直接遷移するようにしておきます。

毎回戦闘や移動を経由せずに確認できるので、作業スピードがかなり上がります。

2. ステートの前後に「分かりやすい合図」を入れる

ステートの遷移は見た目では分かりません。
そこで、以下のような “目印” を通過させて判断します。

例:
・画面揺らし
・効果音を鳴らす
・テキストを表示する毎回作るのは面倒なので、

「デバッグ用ステート」や「デバッグ用アクション」セットを 1つ作って複写して使う
のが効率的です。

私は作りやすくて視覚的にも分かりやすい画面揺らしを使ってデバッグしていました。ただ、ステートの出入り口の状況を同時に調べたりする場合はテキストの方が優秀です。


3. 当たり判定(コリジョン)を表示して検証する

攻撃が当たっているのか、当たり判定が意図どおりなのかを確認するには、
当たり判定を表示した状態でテストプレイするのが最も確実です。

操作方法:

メニュー → 「デバッグ」を選択し、「コリジョン形状を表示」 にチェックを入れて実行


これにより、

・プレイヤーの当たり判定
・敵の当たり判定
・攻撃の判定領域

が画面上に表示されます。

例:
「攻撃が当たってるはずなのにダメージが入らない!」
というときに、ほぼ必ず原因の手がかりが見つかります。

まとめ

現時点では、AGM に高機能なステートデバッガーはありません。
そのため、

・デバッグボタンを作る
・ステートに目印を入れながら確認する
・当たり判定を可視化して状況を観察する

といった 「目で見て確認できる工夫」 がとても重要になります。

最初は少し手間に感じるかもしれませんが、慣れてくると「どこでバグが起きているのか」にすぐ気づけるようになります。

デバッグは「慣れれば強力な武器」になりますので、少しずつ自分のスタイルを作っていきましょう。


「思い通りに動かない時間」は、ゲーム制作の中で最もストレスが溜まる瞬間かもしれません。しかし、今回紹介したような工夫で「バグの正体」を突き止めた時の快感は、開発者だけの特権です。

AGMのビジュアルスクリプトは視覚的に分かりやすい分、デバッグのコツさえ掴めれば開発スピードは飛躍的に向上します。皆さんも、自分なりの「デバッグ用アクションセット」を育てて、快適なゲーム制作ライフを送ってください!

前回の記事:アクションゲームメーカーでのプロジェクト保存先の初期設定を変更しよう


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飼い猫のモイちゃんに朝5時に起こされる生活が続いたのでAM0500と名付けました。モイちゃんへの愛でゲーム制作にも挑戦しはじめて、素人ながらも、モイちゃんを主役にしたゲームを作り上げた時の喜びは忘れられません。そこから趣味でゲーム開発を始めました。勉強中の身ですがよろしくお願いします。

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