こんにちは、AM0500です。
今回は、MoveAndJumpSettings(移動とジャンプ設定)ノードの説明になります。
キャラクターの移動やジャンプに関わる挙動を細かく調整できます。速度・加速・減速・重力などを設定することで、操作感を自在にコントロールできます。以下に主要な項目を順番に解説します。
MoveAndJumpSettings(移動とジャンプ設定)
上方向への移動(Move Up)/下方向への移動(Move Down)
上入力があったときにキャラクターが上へ移動する挙動を設定します。どの入力が対応するかを設定する事ができます。
トップビュー型のゲーム(ゼルダ風など)では必須の設定で、ここを有効にすると上下移動が可能になります。横スクロール型なら基本的に使いません。
下方向への移動も同様で、下キー入力で下に移動できるようにする設定です。こちらもトップビューゲームで利用します。
左方向への移動(Move Left) / 右方向への移動(Move Right)
左右移動を制御する基本設定です。横スクロールアクションや格闘ゲームでは最も重要になります。どの入力が対応するかを設定します。
上下同時入力結果の優先度 / 左右同時入力結果の優先度
複数の方向を同時に押した時、どちらを優先するかを決めます。
たとえば「上+右」を押したときに斜め移動をさせたくないなら、どちらかを優先させて片方のみ動くように設定できます。
加速移動(Acceleration Move)
入力を開始してすぐに最高速になるのではなく、少しずつスピードが上がるようにできます。キャラの動きに“重み”を感じさせたい時や、走り出しを表現したい時に使います。
坂で滑る
斜面に立ったとき、キャラクターが自然に滑り落ちるかどうかを決める設定です。
プラットフォーマーゲームで坂を設置したい場合に有効です。坂をただの平地として扱いたいならオフにします。
ななめ移動の速度を自動調整
操作に対して移動をなめらかに補正してくれる機能です。
たとえばキーを細かく連打した時でも“カクカク”せず、自然に動かせます。操作感を滑らかにしたい時に便利です。
指定ドット以内の引っかかりを自動調整 / 調整ドット値
壁の角やマップの段差にキャラクターが少し引っかかることがあります。その引っかかりを自動で調整して通り抜けられるようにする機能です。
「調整ドット値」で緩和する範囲を指定できます。大きすぎると意図しないすり抜けになることもあるので注意。
左右の移動量 / 上下の移動量
キャラクターの移動速度を決めます。数値を大きくすると移動が速くなります。
たとえば「フィールドではゆっくり歩かせたいが、戦闘では速くしたい」といった場合、シーンごとに設定を変えるのが効果的です。
左右の加速度 / 減速量 / 最大移動量
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加速度:キーを押してから最高速度に到達するまでのスピード感を決めます。大きいとすぐにトップスピードに。
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減速量:キーを離したときにどれだけ素早く止まるか。数値を大きくするとピタッと止まります。
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最大移動量:移動できる最高速度の上限。走りすぎないよう制御できます。
これらを組み合わせることで、「ふわっと走り出して、慣性で少し止まりにくいキャラ」や「スパッと止まる軽快なキャラ」など、操作感を作り分けられます。
ジャンプの初速(Jump Initial Speed)
ジャンプ開始時の上方向の勢いを決めます。値を大きくすると高く飛び上がります。
「軽いキャラは高くジャンプ」「重いキャラは低くジャンプ」といった差別化が可能です。
重力(Gravity)
空中にいるときの落下加速度です。数値を上げると落下が早くなり、下げるとふわっとした滞空感が出ます。
「マリオのようなキビキビした落下」か「浮遊感のあるアクション」かを調整できます。
ジャンプ中の軌道修正不可 / 落下中の軌道修正不可
ジャンプ中や落下中に左右移動できないようにする設定です。
クラシックなアクションゲームではジャンプ中に移動を制限し、リアル感や難易度を高めます。昔の悪魔城ドラキュラみたいな挙動になります。逆に現代的なアクションではオフにして自由に空中制御させることが多いです。
落下の最大移動量
落下速度の上限を決められます。高速落下しすぎて制御不能になるのを防ぐときに便利です。
タイルの壁判定で上昇を止める / オブジェクトの壁判定で上昇を止める
ジャンプ中に天井や壁にぶつかったときに、上昇を強制的に止める設定です。
これを有効にしておくと「天井に頭をぶつけるとその場で落ちる」という自然な挙動が実現できます。
調整ジャンプの入力受付時間 / 操作キー
ジャンプの入力受付に猶予を持たせることができます。
たとえば「地面に着地する直前にジャンプボタンを押しておくと、自動でジャンプが出る(ジャンプバッファ機能)」を実現する際に使います。
MoveAndJumpSettingsで登場するパラメータは日本語で書かれているので比較的分かりやすいものが多いと思います。この辺りは設定を変更しながら動作確認してくのが分かりやすくて良いと思います。


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